群馬県太田市スレート瓦へ葺き替え。平葺き、貫打ち、棟取り工事。
コロニアルクァッドの本体の写真です。
ポコッと山になっている部分がありますね。ここがコロニアルクァッドの芯です。455mmの位置にあります。
この山の部分に横のくの字になっている所の真ん中を山に合わせて葺いていくのです。
となりのコロニアルを葺く時はまず同じ位置に合わせます。そうするときれいなひし形になっているのがわかりますね。
ひし形を作ったら反対側のくの字のところを山に合わせます。その時にひし形の形が崩れるとコロニアルが真っすぐではないという事です。
ズレていてそのまま葺いてしまうと横から見ると通りが悪くなりコロニアルが波打っているように見えてしまいます。果ての大きさも変わってしまうので縦の通りも重要なのですが横の通りも重要なのです。
くの字と山が合うということはちゃんと千鳥も合っているということになりますのでコロニアルを葺くのに一番重要な事となりますね。
換気棟の下地です。
ルーフィングをカットし野地板を開口します。
換気棟を付ける事により小屋裏の湿気を外に逃がしてやれます。
それにより湿気や結露から家を守れるのです。
貫板は垂木に65mmのビスで固定します。
6寸勾配だと貫板の幅はだいぶ狭くなります。
屋根勾配がきつくなるにつれて貫板の幅は狭くなっていきます。
仕上がり写真です。
横の通りも縦の通りもバッチリです。
棟包み板金の納まりもok。
あとは足場がバレれば完了です。キレイに仕上がりました。