群馬県前橋市で新築の外壁の張り付けと水切りの設置
群馬県前橋市で外壁の張り付けについてまずは紹介します。
ルーフィングが張り終えてた状態からになりますが、今回使われた防水シート(ルーフィング)は(株)ニチハさんのを使っています。
いま、張り付けをしている部分は窓枠の上の所になります。
少しだけ木材が見えている部分があるのが分かりますか?
この木材は、「胴縁」といわれるものです。
胴縁には、大きな役割があります。それは、外壁内の通気を確保することです。
もし、胴縁の設置がないと外気からの熱は外壁を伝って室内に侵入してしまいます。ということは、夏は暑く冬は寒いお家が出来上がってしまいます。なので、
胴縁の設置は一年中の季節を快適に過ごすためにも大切だということが分かります。
外壁の張り付けが終わった様子の写真になります。
外壁材は、窯業系サイディングボードになってます。デザイン性の良さによって、いまや日本の住宅の80%をシェアする外壁材になってます。
白を使った外壁のお家のメリットは、シンプルで清楚感のあるお家に仕上がるということです。また、周囲の環境になじみやすいのも一つのポイントです。
外壁の設置方法についてご紹介します。
窯業系サイディングボードには、二種類の施工方法があります。一つ目は、釘留め工法。二つ目は、金具留め工法。この二種類があります。写真の中での施工方法は、金具留め工法になります。専用の金具をサイディングボードにはめ込み、下地に留めつける施工法です。釘の頭が表面に現れないので外壁面の意匠性が高まります。
しかし、金具が使用できない部分に関しては釘かネジ留めになります。
全てのサイディングボードの設置が終わりました。
上の二枚の写真の中で少し隙間ができているのが分かりますか?
隙間のことを「ジョイント」といわれているんですが、そこをコーキングといってゴム状のパッキンのことを言います。役割としては、建物から衝撃を守ってくれる。防水性能を高める。この二つが主な役割となってます。
ジョイント部分にコーキングを充填していきます。
この二枚の写真は、外壁を張っている途中段階で水切りの設置を行っている所です。
雨水は建物の上から下に落ちますが、枠などが出っ張てしまっていると水が溜まりやすくなり壁面に汚れを作ってしまう原因になります。今回のお家のような外壁が白のお家さんこそ汚れが目立ってしまいます。また、室内に水が浸入してしまう原因になることもあります。
水切りがあることによって、雨の大部分が水切りから雫になって落ちるので壁面の汚れや室内への侵入を防ぐことができます。