群馬県藤岡市で既存の瓦から下葺き材まで撤去し新しく野地板を張ります
瓦、桟木、下葺き材までを撤去し、野地板から新しくやり直し、ガルバリウム鋼板に乗せ変える葺き替え工事のご紹介です。
群馬県藤岡市にある二階建ての一般的な切妻屋根なんですが奥の寄棟屋根になっている部分は増築したらしく元からあったこっち側だけの施工になりました。
本音を言うと全部一緒の方がやりやすいですが増築の取り合い部分は腕の見せ所ですね。
まず一番上の写真から既存の瓦を剥がしていきます。
すると下に瓦を引っ掛ける為に打たれていた桟木(さんぎ)という木材が出てきます。これも一本一本、全て取り外すと真ん中のように一面、下葺き材(ルーフィング)になります。
こちらを剥がすと野地板という下地が出てきます。
一番下の写真です。昔のバラ板のようですね。今とは違い幅の狭い木材を一枚一枚、横に流しています。
増築部も後々、施工するのに邪魔になるので瓦を少し剥がしとかないといけません。撤去はここまでです。
この野地板の上から新しく屋根を作り直していきます。
既存の野地板の上に新しい野地板を張っていきます。
昔と違い910㎜×1820㎜の大きさの物を使います。
厚さは12㎜ですが、もちろん厚みのあるものほど強度は増します。
ただ、今回は野地板の上から更に野地板を張ってくので屋根荷重への負担を考えると12㎜がベストでしょう。
もし既存の野地板が腐っていたり劣化が激しかったら、それも撤去し処分し張り替えなくてはなりません。
工事費用が高くなってしまうので、もし屋根のリフォームをお考えでしたら少しでも早いご検討をオススメ致します。