藤岡市で屋根リフォーム。棟板金、太陽光パネル撤去。野地板張り
今回は今あるこのスレート屋根(コロニアルという屋根材ですね)にこれを剥がして、一から屋根を作り直すのではなくこの上から新しい屋根材を乗っけるカバー工法(上葺き)をご紹介します。
まずは上の写真を見てもらうと分かるとおり二か所、色が全然違う所があります。ここには元々、太陽光パネルが取り付けられていました。このままではもちろん施工はできません。お施主様も撤去して欲しいとの事だったので今回の工事はまず安全の為、良い仕事をする為、工事現場には欠かせない足場を組み足場の周りにメッシュシートを張り太陽光パネルを撤去する事から始まりました。
次に必要な材料を荷揚げすると同時に上の写真と下の写真、違う所があるのがお気付きでしょうか。分かりにくいかもしれませんが屋根のてっぺんに「くの字」でまた色が違う所がありますね。棟板金という屋根の一番高い位置に取り付けられる部材の事です。こちらも撤去します。
昔の棟はトタン製で留めるのに鉄製の釘、下地は木材を使用しているものが多い為、トタンは錆び易く鉄製の釘は抜けやすく木材は腐りやすくなっています。ただ、今は時代の進化と共に建材も改良を重ね向上しています。なので現在の棟板金ではガルバリウム鋼板という物が多く使われています。
不必要な物の撤去を終えたら次は野地板を張っていきます。
野地板とは屋根の下地の事です。野地板は屋根を維持していくのに重用な部材です。
今回はカバー工法という既存の上に新たに乗っけるやり方ですが、もし今お住みになられているお家の屋根、表面だけでなく下地まで傷んだり腐ってしまったら葺き替え工事と言ってこの野地板から交換しなくてはなりません。かかる費用が全然違います。もし、建ててから結構経ったなぁ~あそこちょっと気になるなぁ~なんてとこがあったら是非一度考えてみて下さい。