藤岡市で漆喰が劣化。棟瓦取り直し工事。
今回は藤岡市の現場にて棟瓦の取り直し工事についてご説明致します。
まず始めに皆さん「瓦なんだから手入れは要らないんじゃないの?」、「瓦だし塗装とかメンテナンスは必要ないね」と、思いがちかと思われます。いいえ。実は必要なんです。
じゃあ一体なにをどこをどうすればいいかと言いますと“漆喰”(しっくい)なんです。じゃあ漆喰とは一体なんなのかと。下の画像を見て下さい。
こちらの画像の白い部分これが漆喰です。
瓦は瓦でも中には塗装の必要な瓦もあります。そして塗装のいらない瓦、いわゆる陶器などの焼き物の瓦ですね。こちらには漆喰のメンテナンスが必要となってきます。(瓦屋根には大体、漆喰が使われています)
一般的に漆喰の寿命は20年と言われていますがもちろんそこは立地条件によって差があります。
漆喰がヒビ割れてきたりポロポロと剝がれ落ちてきたりすると棟瓦が歪んできたり強い地震がくると瓦が落ちてきたりする事があります。
そうすると漆喰の下には葺き土と言って土があります。そこから横殴りの雨なんかが月日をかけて侵入していき結果、雨漏れを引き起こす原因となってしまいます。
もし雨漏れが起きてしまったら漆喰や棟の取り直しではなく屋根全体の葺き替え工事になってしまいます。時間もお金も余計にかかってしまいとても勿体ないです。
棟瓦もなんともなってないし漆喰もぱっと見なんともなってないよという方でも15年前後築年数が経っていたら一度、点検だけでもお考えになってみて下さい。