藤岡市|瓦屋根(野地板、ルーフィング、桟木張り)
本日は藤岡市にて瓦屋根の葺き直し工事です。写真上だとまだ撤去が終わっていませんが前回、撤去まではご紹介しているので今回は下地造りからになります。桟木までの撤去を終えたら埃やゴミを綺麗に掃き既存のルーフィングの上に910㎜×1820㎜(縦×横の寸法)厚さ13㎜の野地板を張っていきます。野地板はルーフィングを張る為の下地になります。
野地板を張り終えたらその上にルーフィングを張ります。ルーフィングとは防水シートの事で縦150㎜横200㎜以上の重ねをとり横長になる向きで野地板に対しタッカーで留めていきます。
ルーフィングを張り終えたらその上に桟木を張ります。桟木とは瓦を引っ掛ける為の木材であり今回使用する瓦が洋瓦なので縦幅303㎜でこれも横流しに留めます。前後のズレとして許されるのは3~5㎜までしかないので細かい作業になります。瓦の種類によって桟木の縦幅は変わるので注意が必要です。
桟木を留め終えたら瓦を積んでいきます。今回乗せるのは【三州瓦】防災瓦の(株)鶴弥さんから出ているスーパートライ110サンレイという洋瓦で色は銀鱗(ギンリン)です。耐震、耐風、防水性能や汚れにくい防汚性能などを兼ね備えた軽量の瓦になってます。