藤岡市で葺き戻し工法をもちいて瓦屋根の修理を行いました
【瓦屋根の修理】
〇瓦屋根
この度、群馬県藤岡市で瓦の修理をさせていただきました。今回用いた瓦修理の方法は、既存の瓦を再利用する「葺き戻し」工法です。
今回の物件は以前、屋根からの雨漏りのご相談を受け、現場調査させていただいたお宅になります。
〇屋根の種類について
実際に瓦を剥がしてみたところ、このような状態となっておりました。かなり築年数が経過し、劣化していることがわかります。
〇瓦屋根・漆喰工事について
屋根の下葺き材(防水シート)も劣化してしまい、破れていたり、穴が開いている部分も数ヵ所見られました。こうした部分から、雨漏りの原因につながった可能性が高いです。
瓦が綺麗でも、瓦の下の防水シートに穴が空いてれば、年数の古いお宅は間違いなく雨漏りします。定期的に瓦修理を行っていても、防水シートもメンテナンスしないといけません。
⇒ 雨漏り修理・防水工事について
瓦を剥がした部分の下地をキレイに清掃して、新しい下葺き材(防水シート)を敷きました。今回使用した下葺き材は、改質アスファルトルーフィングのカッパ23という防水シートです。改質アスファルトルーフィングは高温でダレにくく、低温で割れにくいといった、高温から低温まで広い温度範囲で優れた特性を持つほか、弾性を持ち、ステープルや釘穴に対するシール性や耐久性に優れているなどの特長があります。
下葺き材を敷いた後に瓦桟木を取り付けていきます。桟木とは、瓦を緊結するため、又は引っ掛けるための材料です。一般的には厚み15㎜程度以上、幅は30㎜程度以上で長細い材料となっています。
瓦屋根の修理の際には、この桟木も腐食してしまっている事が多いので新しい桟木と交換してあげるのも良いと思います。
既存の瓦を葺き戻していき、今回の瓦屋根の修理は終了となりました。
雨漏り等でお困りのお客様、ある程度の築年数が経過したところで定期的に瓦修理などのメンテナンスをお考えしてみてはいかがでしょうか。
瓦修理や外壁塗装、雨漏り工事や外装リフォームのことでお困りの際は(株)浦部住総までご連絡ください。お電話・メールでも承っております。お気軽にお問い合わせください。