群馬県高崎市で、コロニアル材からアスファルトシングル材へ屋根替え
今回の葺き替えで使う屋根材は、ニチハのアスファルトシングル屋根材のアルマです。色はグレーですね。アスファルトシングル屋根材とは、米国で生まれ、約140年の歴史を持ち、全米の住宅屋根の約80%に使用されている屋根材です。ニチハのアスファルトシングル「アルマ」は米国テイストを残しつつ、どんな住宅の屋根にでも合う5色のバリエーションで、その名の由来(「アルマ」とはラテン語の「鎧」の意)の通り、雨風等から、建物を守ってくれます。アルマは重量が一般的な平板陶器瓦の約30%、化粧スレート屋根材の約60%と非常に軽い屋根材です。お客さんは屋根を軽くしたいとの要望だったので、アルマを提案させて頂きました。屋根を軽くすることで、建物全体の重心が低くなり、地震の時における揺れ幅が小さくなります。耐候性として、アルマは原材料の天然石に顔料、粘土及び水ガラスを使用したセラミックコーティングを施すことで。自然な色合いを維持してくれます。そして高い耐風圧性能を有しており、基準風速38m/s以上の強風地域でも使用でき、「スーパーシーラント」によって製品本体(裏面)にセルフシーラント(自着材)を1本通しで施してるので、屋根材どうしがしっかりと接着するため強風時でも浮きや剥がれに強く、安心です。
ルーフィングの工程が終わったら、軒先水切りとケラバ唐草の取り付けをします、けらばとは切妻屋根や、片流れ屋根の雨樋がついていない側をケラバといいます。軒先やケラバ唐草の防水処理と耐風処理は、アルマ専用のシーリングで処理します。