安中市で切妻屋根のディプロマットの仕上げ。
切妻屋根の仕上げです。ケラバは野地の面に貫板を65mmのビスで固定しディプロマットと貫板の間にできたすき間をコーキングで埋めます。ケラバの軒先は重箱加工し雨水が効率良く雨樋に落ちるようにします。ケラバ板金の施工が終わったら棟包み板金の施工です。棟包み板金の下地となる貫板を65mmのビスで固定します。棟の芯と棟包み板金の芯が同じになるように棟包み板金を仮置きしながら貫板を固定していくと通りがよくなります。
貫板を固定し終えたら棟包み板金の施工です。棟包み板金は耳を50mmづつカットし重なる棟包み板金が咬ませられるようにします。重ね部分には外にはみ出ないように内コーキングを入れます。棟包み板金を咬ませることと内コーキングを入れることで風災の被害を受けにくくします。リフォーム工事をしてすぐ棟板金が飛んだなんてことにならないようにしないといけませんね。
棟包み板金の施工はケラバ板金との取り合いだけ巴加工します。ケラバ板金に棟包み板金を咬ませるのでそう簡単には飛ぶことはありません。
棟包み板金の芯もキレイに通っていますね。ディプロマットを施工しましたがとても洋風な仕上がりですね。
ケラバ板金の通りも棟との取り合いもキレイに納まっていますね。板金の納めは職人の腕の見せどころです。