安中市で差し棟が錆びヒビ割れたスレートの方形屋根を見積り診断
方形屋根の見積り診断で安中市へ行ってきました。
【方形屋根】とは・・・ピラミッドのような形をした寄棟屋根の一種で、上から見ると正方形になっており、屋根の中心から4方向に傾斜する屋根面で構成され、横から見た時には三角形になります。
有名どころで言うと、五重塔などの寺社建築で良く使用される屋根の形状です。
方形屋根と寄棟屋根はだいぶ似ていますが、見分け方はシンプルで大棟有り寄棟・大棟無し方形 と、簡単なんです!
なので、方形屋根の棟は4つの隅棟だけになります。
その隅棟ですが、良く見る棟包み仕様ではなく差し棟仕様で構築されていました。
【棟包み仕様】とは・・・棟全体を板金で被せる形です。
【差し棟仕様】とは・・・スレートの段が棟にも表現され立体感がでます。
板金の差し棟はどうしても錆びと共に腐食してきて、このまま放置すれば穴が空く可能性があるので放っておく訳にはいかないのですが…
少し遅かったのか、一部交換してある所がありました。
他にも、スレートにヒビが入っていたのですが…
こちらも、一部補修した跡がありました。
以前から気にはなっていてちょくちょく手をかけてはいたそうですが、今回思い切って屋根のリフォームを決断したそうです。
全体的に劣化が激しいので【カバー工法】でお見積りする事にしました。