雨樋の交換工事と自分でできるチェックポイント
雨樋(あまどい)を交換したいとのご依頼を頂き、伺わせて頂きました。
雨樋(あまどい)とは、屋根面を流れる雨水を集め地上あるいは下水に導くための装置、設備のこと。
そもそも、なぜ雨樋が必要かご存知ですか?
雨樋がないと、屋根上に落ちてきた雨水が屋根から直接地面へ落ちていきます。すると屋根からのまとまった雨水で地面がえぐられて建物の基礎を傷めます。その結果、建物劣化が早まってしまうのです。雨樋は、住まいの寿命を延ばす大切な役割を担っているのです。
状態を確認させていただいたところ、
雨樋の集水器(しゅうすいき)部分が割れて外れてしまっています。
軒樋(のきとい)が変形して歪んでしまっています。
中に砂や泥が溜まっています。その他にも何ヵ所か破損している箇所が確認できました。経年劣化によるものだと思われます。お客様とご相談させて頂き、雨樋の交換をさせて頂くことになりました。
雨樋は普段あまり関心を持たれることの少ない部分ではありますが、前述のとおり、住まいの寿命を延ばす大切な役割を担っています。普段からご自身でチェックをするよう心がけるといいかもしれません。
チェックのポイントとしては、
①落ち葉やゴミは詰まっていないか
②外れたり割れている部分がないか
③変形して広がっていないか
④金具が錆びていないか
面倒でも、雨の日に家の周りをグルっと1周してみると、排水状況が一目で確認出来ていいと思います。
その他、お困りのことがございましたら、お気軽に浦部住総までお問い合わせください。ご相談・お見積り無料です。