高崎市で、28年経過した、コロニアル材の屋根替えです。
築28年経過した、コロニアル材を使用した屋根の葺き替え工事の紹介します。一度15年前に屋根の塗装を
せれて、今回も塗装でと考えてらしたんですが、塗装をする前に既存のコロニアル材をチェックしたところ、コロニアル材のひび割れや棟板金の浮きなど、多数の劣化が見られました、それと、野地のほうの劣化もありまた、歩いた時に所々、ふかふかしてるとこもあり、今回は塗装ではなく、屋根の葺き替え工事を提案させていただきました。コロニアル材はセメントを主原料でつくられています、スレート屋根の寿命は、20年から30年なので、築20年を経過したあたりで多くのスレート屋根の耐久寿命が尽きてしまいます。まずは、棟板金を取り外して、既存のコロニアル材を剥がしていきます。棟板金を取り外してみると、板金を留めてあった貫板が劣化して、スカスカになってました、貫板に留めてた釘は、ほとんど効いてない状態になっていて、台風や強風で飛ばされてもおかしくない状態にありました。既存のコロニアル材が降ろせたら、新しく野地を貼っていきます。今回使う野地材は、厚さ12㎜の構造用合板です。躯体の垂れ木を外さないように、垂れ木の位置の墨をだして、留めていきます。
野地板貼りが終わったら次の工程のルーフィングはりに入ります。ルーフィングとは、コンパネや野地板の上から被せ、屋根の仕上げ材から漏れてきた雨や結露を家の中に侵入させない為の防水性能をもったシートのことです。屋根の葺き替えの時は、ルーフィングの工程が終われば、一安心です。