長野県軽井沢町 矩勾配スレート屋根色落ちが気になる 無料調査
【現地調査レポート】矩勾配スレート屋根の色落ちと経年劣化の実態
こんにちは、屋根リフォームの専門業者浦部住総です。
今回は、築20年以上経過した住宅の矩勾配スレート屋根の色落ちと経年劣化の状態確認にお伺いしました。
◆ 調査対象:築28年の戸建て住宅
場所:長野県軽井沢町
屋根:スレート(コロニアル)材
勾配:矩勾配
築年数:約28年(塗装歴なし)
◆ 見た目の劣化:色落ち・退色が著しい
まず目についたのは、全体的な色落ちです。
元は茶色のスレートだったと思われますが、今ではほとんどが白っぽく粉をふいたような状態になっており、場所によってはコケやカビも発生していました。
これは紫外線や雨風にさらされ続けたことで、表面の塗膜が劣化し、防水性が失われているサインです。
◆ スレートの劣化サイン
以下のような症状も確認されました:
◆ 勾配があるのに劣化が進行していた理由
矩勾配の屋根は、雨水の排水性が良いため、一見劣化しにくいように思われがちです。
しかし、スレート材自体の防水性能は塗膜に頼っているため、塗装メンテナンスを怠ると勾配に関係なく劣化が進行します。
特に今回の現場では、築年数のわりに一度も屋根塗装されていないとのことで、スレート材がかなり傷んでいました。
◆ 今後のメンテナンス提案
調査結果を踏まえて、以下のようなメンテナンスをご提案しました。
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高圧洗浄+屋根塗装(遮熱・防カビ機能つき)
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棟板金の釘打ち直し・コーキング処理
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状態の悪いスレートの部分差し替え
- カバー工法工事
- 葺き替え工事
塗装によって美観を回復し、屋根の寿命を延ばすことが可能です。
ただし、スレートの劣化が進みすぎている場合は、カバー工法や葺き替えも選択肢となります。
◆ まとめ
スレート屋根は、見た目にはまだ使えそうに見えても、表面の劣化が進行していると防水性が失われて雨漏りの原因になります。
特に塗装歴がない場合、築15年を過ぎたら一度点検されることをおすすめします。
屋根の状態は地上からでは見えにくいため、プロの現地調査が重要です。
無料点検も承っておりますので、お気軽にご相談ください!
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2025年5月16日 投稿者:小口
