藤岡市にてスレート屋根に「ニチハ横暖ルーフS(ブラウン)」を重ね張りしました。
群馬県藤岡市の戸建て住宅にて、既存のスレート屋根にニチハの横暖ルーフSを重ね張りしました。所謂、屋根のカバー工法です。
弊社では、施工品質・施工価格・施工スピード共に得意としている工事内容です。
重ね張りのほとんどが、既存屋根材への下葺き作業から始まります。
改質アスファルトルーフィングのカッパ23をスレート屋根の上に張っていきます。
ルーフィング材は屋根材本体の次にあたる二次防水材ですから、雨から建物を守るうえで欠かせない防水シートとなっております。
この時点で、既存の棟板金も撤去しておきます。
カバー工法で撤去するのは、この棟板金と雪止め金具があれば雪止めぐらいです。
棟下地の貫板まで撤去するとこのような状態になります。
大棟は左右からの重なりと、更にもう1重ルーフィングを被せるので、計3重張りになるようにします。
今回のお宅の屋根は切妻という形状で、ケラバ側は鋼製破風で出来ていたので、役物板金の取り付けは軒先だけとなります。
こちらがニチハの横暖ルーフSという金属製屋根材です。
色は施主様がブラウンをお選びになりました。
他には、ブラックとグリーンがあります。
屋根てっぺんまで横暖ルーフSを重ね張りしたら、本体葺きは終了となります。
ケラバ側は、鋼製破風にピッタリくっ付け最後にシーリングにて納めます。
大棟に防腐剤の入った貫板を取り付け、これを板金の下地とします。
そこに棟包み板金を被せ、カバー工法は完了となります。
中心の棟板金だけ他と違うのは、換気棟です。
屋根裏に穴が空いており、水は入らないが空気の出入りだけが出来るようになっています。
換気棟があるのとないのでは、2階の温度はだいぶ違うでしょう。
屋根の重ね張りは、既存屋根材が今回のようなスレートだったり、アスファルトシングルなら可能となっております。
断熱性も耐久性も遥かに増しますから、今の屋根がそのようなものであれば、弊社にてカバー工法工事を是非ご検討ください。