群馬県高崎市で防災瓦で屋根葺き替え工事!
瓦桟木の取付作業が終わり、瓦屋根本体の取付作業を行いました。
今回使用させていただいた屋根材は三州野安さんの防災瓦『セラマウント』です。
防災瓦とは、特殊なロック構造になっており、瓦同士がしっかり結束するような仕様になっています。
ビスや釘などで瓦を野地板(屋根の下地である木材)に固定するため、ズレや落下などの危険性が大幅に軽減されるの瓦です。
また、瓦の重量も軽量化されておりまして、この瓦は緩勾配(2.5寸勾配)にも対応可能な防災瓦です。
昔の瓦の施工法とは違いまして瓦一枚一枚全て専用の釘で固定して瓦を葺いていきますので揺れや強風などによってズレたり捲れたりといった現象が軽減されます。
棟瓦の施工法も昔と違い、補強用の棟金具を使用しての施工になりますので強い揺れなどで、よく棟瓦が崩れてしまったりといった事の軽減されます。
下の写真は棟瓦の補強金具に下地を設置してこの下地材に、棟瓦を固定していきます。
下地材を固定し終えたら南蛮漆喰で隙間を埋めていきます。
昔は葺き土を使用していたのですが、特殊なシリコンや防水剤が混入されているため、瓦との密着性や防水性が向上するので南蛮漆喰を使用される場合も増えています。
そこに棟瓦を乗せて専用のステンレス製のビスで固定をすれば完成です。
ステンレス製の専用のビスを使用することによってビスが錆びる心配もありません!
これで屋根の葺き替え工事完了です!