群馬県高崎市 横暖ルーフへ葺き替えリフォーム 役物板金設置
こんにちは!浦部住総です!
今回は金属屋根材「横暖ルーフ」の施工に欠かせない【ケラバ水切り】と【軒先水切り】について解説します。屋根リフォームをご検討中の方、または施工を依頼されている方にも役立つ内容です!
横暖ルーフとは?
まず「横暖ルーフ」とは、ガルバリウム鋼板を使用した軽量・高耐久の屋根材。断熱材と一体成型されており、雨音の軽減や断熱効果が期待できる人気の屋根材です。
しかし、どんなに高性能でも、「水切り金物」の処理が不十分だと雨漏りや劣化の原因に! そこで重要になるのが、「ケラバ水切り」と「軒先水切り」です。
ケラバ水切りとは?
■ ケラバってどこ?
ケラバとは、屋根の端っこ(妻側)部分のこと。つまり、屋根の左右の端ですね。
この部分は風雨の影響を受けやすく、雨水の侵入リスクが高い箇所でもあります。
■ ケラバ水切りの役割
ケラバ水切りは、ケラバ部分に取り付けるL字型やZ字型の金属部材です。
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雨水が屋根の中へ侵入するのを防ぐ
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強風時の吹き込みや風による屋根材の浮き上がりを防止
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仕上がりを美しく、見た目もスッキリ!
軒先水切りとは?
■ 軒先ってどこ?
軒先とは、屋根の下端部分、つまり雨樋が取り付けられている側の端です。
雨水が屋根を伝って落ちる最終地点であり、結露や雨水の逆流が発生しやすい箇所でもあります。
■ 唐草水切りの役割
軒先水切り(スターター水切りとも呼ばれます)は、以下のような働きをします。
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雨水をスムーズに雨樋へ流す
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下葺き材(ルーフィング)の端部を保護
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結露による水分を屋根内部に入れず排出
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横暖ルーフのスタート位置(1段目)を正しく固定
■ 横暖ルーフでの施工ポイント
横暖ルーフは、唐草水切りがスターターとしての役割します。
このとき、水切りの勾配や位置が狂っていると、全体の仕上がりや排水に影響が出るため、非常に重要な作業となります。
まとめ:水切りこそ「見えない要」!
「ケラバ水切り」も「軒先水切り」も、普段は目立たない部分ですが、屋根を長持ちさせるための最重要パーツの一つです。
適切な取り付けがされていないと、雨漏りや屋根材の劣化につながる恐れがあります。
もしこれから横暖ルーフを使用した屋根リフォームや葺き替えを検討されている方は、水切り処理がきちんと行われているか? という点にもぜひ注目してみてください。
ご不明点やお見積もりのご相談など、お気軽にお問い合わせください!
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2025年5月17日 投稿者:小口
