群馬県高崎市にて屋根カバーに伴う棟板金撤去と下葺き作業
群馬県高崎市で屋根のカバー工法を行いました。
既存の屋根材がノンアスベストで有名なパミールでしたので、塗装は不可能。
葺き替えは費用がかかる、という事でカバー工法でのご依頼をいただきました。
こちらが施工前の屋根全景です。
パミールは層間剥離をし、いわゆるミルフィーユ状になってしまうので有名です。
少し触るだけでポロポロ剥がれていきますから、かなり世間を騒がせた屋根材となっております。
カバー工法は既存の屋根材を剥がさず施工できる事で知られていますが、とは言え撤去しなければならない物も少なからずあります。
棟包みの板金、その下地の貫板、雪止め金具、これ等がある場合は全て撤去しなくてはなりません。
逆に言うと、撤去しないといけないものはこれだけです。
太陽光パネルや温水器が乗っかっている場合はまた話が別ですが。
不要な物の撤去を終えたら下葺き作業に取り掛かります。
カッパと書いてあるものが屋根の防水シートになりますので、建物を雨漏りから守るうえで非常に重要なものとなっております。
下屋根は壁との絡みがあるので、壁際はルーフィング材を立ち上げておきます。
ルーフィングが立ち上げてなくて屋根と壁の取り合いから雨漏りしてる昔のお家を多く見てきました。
何気ない事ですが、この立ち上がりが凄く大事なのです。
次回からは屋根材を使って作業していきますので、是非ご覧ください。
記事投稿者:大江 2024.10/4