群馬県高崎市 ベランダに黒い紙のようなものが落ちてくる
群馬県高崎市にお住いのM様からお問い合わせをいただきました。お問い合わせ内容としましてはベランダに黒い紙のようなものが落ちてくるので屋根に何かあるのか点検をしてもらいたいとのことです。さっそく現地へ無料調査へ伺わさせていただきました。
弊社では現地調査・お見積もりは完全無料でご対応させていただいております。
二階建てのお宅ですね。ベランダが屋根より前に出ているので屋根から落ちてくるものはベランダ内に落ちますね。さっそく屋根に上って見てみます。
既存の屋根材はスレート材ですね。このスレート材は塗装工事ができないスレート材ニチハ製パミールですね。スレート材はかなり経年による劣化が進んでいますね。
ベランダに落ちてくる黒い紙のようなものの正体は経年劣化により層間剝離を起こしてめくれてしまったスレート材の表面ですね。かなりミルフィーユ現象が起きてしまっていますね。
層間剝離により端部が反り上がって波打っているように見えますね。
層間剝離が起きる原因はニチハ製パミールの製造方法が深く関わっています。
ニチハ製パミールは抄造法(しょうぞうほう)という製造方法で製造されていて繊維とセメント、水などを混練したものを層状に重ねて圧縮して成型されます。
この層状に重ねて圧縮することが経年の劣化による層間剝離につながってしまいます。
剥がれてしまう表面に塗料を塗っても意味がありません。なのでカバー工法工事か葺き替え工事でしかメンテナンスができません。
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2025年2月25日 投稿者:小口
