群馬県藤岡市で嵌合式立平葺きで屋根葺き替え工事。
既存の屋根材の撤去作業と新しい野地板貼り、下葺き(防水シート)作業を終えて屋根本体の取付作業を行います。
まずは荷上げからです。
1梱包づつ、手作業で荷上げをしていきます。
こちらの物件は平屋の建物なのでなんとか2人がかりで荷上げ完了です。(そんなに重くないので)
荷上げを終えたら軒先面や妻側(両端)に唐草板金と呼ばれる役物を取り付けていきます。
この唐草板金に屋根本体を掴み込んでいきますので、この役物をしっかり固定してあげる必要があります。
唐草板金を取り付け後、屋根本体を葺いていきます。
ビスを使用して屋根材を固定します。
こちらの屋根材は、稲垣商事(株)さんの嵌合式立平葺き『スタンビー333』という屋根材です。
素材はガルバリウム鋼板です。
昔の三晃式や林式といった吊子を使用する瓦棒葺きとは違い、吊子などを使用しない嵌合式の屋根材です。
瓦棒葺きの現代版と言ってよいでしょうか。
下の図でもわかるかと思いますが、踏み込むとカチッと固定されます。
これを一度固定してしまうと、なかなか外すことが出来ませんので固定する際は注意が必要です。
こちらが屋根本体を固定した後の写真になります。
カラーバリエーションが豊富ですが、今回グレーシルバーという色で施工をさせていただきました。
こちらのガルバリウム鋼板はJFE鋼板さんのJクラフト – 極み MAX – になります。
とても耐候性の高い製品になります。
作業性もとても良いので、この調子でスムーズに作業を進めていきたいと思います。
仕上がりが楽しみです。