群馬県藤岡市で屋根の上から音！？棟をさせて頂きました（現地調査） -群馬の雨漏り修理、屋根工事、屋根修理、屋根カバー工法、葺き替え、棟板金など外装リフォーム専門 藤岡市、高崎、前橋、他群馬全域、埼玉県北対応

 

　群馬県藤岡市のお客様より「風が吹くと屋根の上から音がするので確認してもらいたい」とご連絡を頂戴いたしまして、現状を拝見しに伺わせて頂きました。

 

 

　音の正体は、屋根の棟部分の棟板金の浮きが原因です。
棟(むね)とは、屋根の面と面が交差する稜線部分のことで、棟板金(むねばんきん)は、棟を覆っている金属の板状の部材のことをいいます。

 

 

　棟板金は場所柄、風の影響を受けやすく強風で棟板金が飛散したというお問い合わせも多いです。原因は、棟板金を止めている釘の浮きや外れによるものや、棟板金と屋根材の固定のために棟板金下に施工されている、貫板(ぬきいた)の腐食によるものだったり、飛来物によるものだったり様々です。

 

 

　釘の浮きや外れは、棟板金の熱膨張で起こることがあります。
棟板金は日中に太陽の熱を受けて膨張し、夜気温が下がると収縮します。
膨張の時に押し出された釘は、収縮のときに戻ることはありません。
気温が変化するたび、何年も膨張・収縮を繰り返し、徐々に釘がとびだしてきてしまうのです。

また、飛び出した釘の穴から水が侵入し下に施工されている貫板を腐食させていくのです。

お客様とご相談させて頂きまして、棟板金の取り直し工事をさせて頂くことになりました。