群馬県藤岡市でケラバ瓦の落下により下屋根の更なる割れ被害も招く事に
群馬県藤岡市のお客様より、瓦が落っこちたから見て欲しいとのお問い合わせをいただきました。
早速ハシゴを持って見に行ってみると、ケラバの瓦がゴッソリ落下していました。
そもそもの施工が悪く、強風や地震の影響により段々ズレが生じ、とうとう落下してしまったのだと思います。
そのせいで、ちょうど真下にある下屋根の更なる割れ被害を招く事になってしまいました。
人や車に当たらなかっただけ不幸中の幸いと言うべきなのか、こういった被害は主に火災保険が適用されますので、火災保険に加入している方は申請してみると良いと思います。
ケラバに関しては、水切りも入ってないですし瓦を元に戻すだけでは根本的な解決にならないので、瓦桟を少し切り野縁を長けそこに水切り板金を取り付けました。
一番端の桟瓦も積み直し、上にシーラーを貼り付けました。
落下した瓦は割れて使えなかったので新しい瓦を取り、全てパッキン付きのビスで固定しました。
下屋根も割れた所だけ新しい瓦に差し替えてあげました。
棟も数枚割れていたので、積み直しました。
既存の瓦は山平のAN-2という物だったのですが、AN-2はもう無いのでAN-3で代用しました。
同じ物があったり今回のように代用の効く物が他にあれば良いですが、廃盤で同じ物が無く代わりとなる物も全くないパターンもありますので、このような事があった場合は、その都度商品を調べて対応する形となりますので、ご了承ください。
記事投稿者:大江 2023.9/25