群馬県富岡市 和瓦からシングル材へ 和瓦撤去
群馬県富岡市で屋根の葺き替えリフォーム工事が始まりました。今回の工事は屋根の軽量化を目的としていて既存の屋根材和瓦を撤去しアスファルトシングル材アルマへ葺き替えます。
近年地震の影響により屋根の軽量化が注目されていますね。屋根が軽いと地震による振り子現象の倒壊リスクを軽減することができます。いろんなお客様になんで軽くするといいの？と聞かれることが結構ありますが地震による倒壊対策で屋根を軽量化しているのです。
今回は既存の屋根材和瓦の撤去作業です。
まず棟瓦を撤去します。熨斗瓦などが積んであり漆喰や屋根土のゴミがかなり出ます。また屋根土が和瓦の上にのってしまうのでかなり滑りやすくなります。十分に注意しながら撤去作業をします。
棟瓦を撤去したら平瓦を撤去します。和瓦は1坪に対して５３枚葺きますので30坪あると１５９０枚の瓦が葺いてある計算になります。数字を見るとかなりの量ですね。和瓦が１枚約3Kgなので平瓦だけで約4.7ｔもの重量になります。それに＋棟瓦や熨斗瓦、瓦桟木、下葺き材なので約5ｔほどの重量が屋根に乗っかている計算です。数字にすると恐ろしい数字ですね。
平瓦を撤去したら瓦桟木の撤去します。屋根面の瓦の破片などのゴミはほうきとちりとりなどで撤去します。撤去した和瓦やゴミで2ｔトラック３台の荷台がパンパンです。
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2024年8月26日 投稿者：小口
