群馬県太田市にて、屋根足場を組んで急勾配屋根の工事を行いました
群馬県太田市にて、急勾配のスレート屋根にガルバリウム鋼板を用いてカバー工法工事を行いました。
今回の屋根は「矩勾配」と言って、矩とは直角の事を指すので、傾斜が45°の勾配の事を矩勾配と言います。10寸勾配とも言います。
つまり、物凄い急勾配な屋根で作業が大変という事になります。
時期的に暑さも相まって、涼しい季節に一般的な勾配の屋根を施工するより倍以上の時間がかかりました。
ドーマーも4つもあるので、尚更大変でした。
今回は、既存のスレート屋根にガルバリウム鋼板をカバー工法しますので、まずは屋根工事と言えば恒例の下葺き作業を行います。
新築時や下地に野地板を張った後の施工なら、タッカーでドンドン張っていけるのですが、スレート屋根に下葺きから行う場合は、タッカーでは固定できないので、板金の切れ端を間に挟んでてっぽうで留めていきます。
改質アスファルトルーフィングのカッパ23を使いました。
下葺き後は、役物の板金を取り付けます。
屋根の部位によって使用する板金が異なりますし、形状によっても大きさなどが左右するので、全てに既製品が使えるという訳でもございません。
屋根先端の軒先には、軒先水切り板金を取り付けます。
山の形をした切妻屋根では、屋根の勾配に沿った一番端っこのケラバという部分が存在しますので、ケラバにはケラバ水切り板金を施工します。
どれも雨仕舞には必要な部材ですので、必ず取り付けないといけません。
こちらは際谷や捨て谷と言って、壁と競ってる斜の部分を指します。
際谷板金や捨て谷板金、逆ケラバなど同じ部位でも様々な部材が存在しますので、現場に合った形・寸法の板金を使用します。
屋根工事一つとっても形状や種類によって全く異なりますし、今回のように勾配が強ければ作業性が圧倒的に悪くなります。
瓦は出来るが板金は出来ない、板金は出来るが瓦は出来ないという屋根屋さんもいるぐらいなので、屋根工事をご検討の際は、群馬県藤岡市にあります株式会社浦部住総までまずはご相談ください。
群馬県県内・埼玉県の北部・一部栃木県や長野県軽井沢町近辺は対応していますので、御見積りは無料ですからお気軽にお問い合わせください。