群馬県太田市 スレートからガルバへカバー工法 棟板金仕上げ
群馬県太田市で屋根のリフォームカバー工事を行っています。今回の工事は既存の屋根材スレート瓦に設置されている温水器の撤去しガルバリウム鋼板材横暖ルーフsをカバー工法で施工します。
今回は棟板金での仕上げ作業になります。
棟板金の下地材の設置をします。下地材には防腐剤塗布の貫板を使用しました。貫板の設置は隅棟の棟芯を中心として棟板金の巾に合わせてビスで固定し設置します。防腐剤が塗布されているのといなれていないので経年劣化の進捗が大きく変わります。材料費が高くなりますが樹脂材の貫板での施工もできます。
横暖ルーフsの段差部分にすき間ができてしまいますのでシーリング材で防水処理をします。このすき間から雨水が差してしまうと貫板の劣化を促進してしまうだけではなく下葺き材の劣化も促進してしまいます。
棟板金の取り付けは棟板金の重なりが水上を向かないように水下から水上に向かって取り付けします。先端部は棟板金を剣先加工して納めます。棟板金同士の継ぎ目には内コーキングをして棟板金同士を連結させ下地材にスクリュー釘で固定します。
隅棟と大棟がぶつかる三又部は板金を加工しすり合わせて納めます。棟板金の加工は職人の腕の見せ所ですね。
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2024年8月23日 投稿者:小口