群馬県吉岡町で屋根葺き替え工事!新築同様に生まれ変わります!
群馬県北群馬郡吉岡町で屋根葺き替え工事をおこないました。セキスイかわらUという屋根材でカバー工法してありました。
セキスイかわらUとは1990年8月からアスベストの健康被害による問題を受けて製造・販売されたノンアスベストの屋根材となります。
セキスイかわらUにかぎった話ではありませんが、このノンアスベストの屋根材、多くのクレームが発生してしまいました。

このセキスイかわらUの実例で挙げますと、
・セキスイかわらUにカバー工法・葺き替え後、数年で塗装が剥離してきた
・10年程度で多数のひび割れ・欠けが発生した
・塗装でリフォームしようと思ったが、屋根材自体が脆くなっているため塗装できなかった
このようなクレームが多数発生しました。
パミールやレサスも同様の問題が発生し、現在では製材・販売はされておりません。
今回はこのセキスイかわらUを撤去し、コロニアルに葺き替えをすることになりました。既存の屋根材を撤去し、新しく屋根を造ることを「屋根葺き替え工事」と呼びます。



棟瓦を剥がしてから、遠くの瓦から剥がし・撤去していきます。ノンアスベストなので綺麗に剥がれず、割れてしまって大変でした。

瓦を剝がし終わった様子です。最近カバー工法しただけあって、防水シートはまだ健在でした。


野地板を張り、下地を補強していきます。これだけ見ると上棟したての屋根のようですね。


防水シート(ルーフィング)を下葺きしていきます。この防水シートが屋根からの雨漏りを防いでくれる重要な作業となります。屋根からの雨漏りの原因のほとんどがこのルーフィングの劣化・破れから起因します。

今回はコロニアルクァッドというスレート瓦で葺き替えしていきます。色はネオブラックとなります。


屋根材を荷揚げ機を使って屋根上に配置しておきます。このように段取りしておくことで、その後の作業がスムーズに進みます。

屋根材を軒先から棟まで葺きあげていきます。

こちらは棟換気の部分です。換気をするために隙間を作っておかなければいけません。


棟板金は貫板にスクリュー釘で固定していきます。棟板金飛散の原因の一番は貫板の劣化による釘抜けが大部分を占めます。防腐剤処理されている貫板を使用し、耐久性を少しでも上げていきます。

これで屋根葺き替え工事の完了です!
新築同様に生まれ変わりましたね。
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