群馬県吉岡町 耐震補強のため耐震棟金具設置 棟下地撤去
群馬県吉岡町で屋根の修理工事です。今回の工事は棟の耐震補強のため耐震棟金具の設置に伴い棟の取り直しを行います。
今回は既存の棟下地材の撤去になります。
まずは既存の棟瓦を剥がします。既存の棟瓦は漆喰の剥がれや葺き土（屋根土）の経年劣化のため棟瓦自体が下がってしまっていて棟瓦同士にすき間が開いてしまっている所もありますね。
瓦自体の耐久年数は半永久的と言われていますがそれに伴う下葺き材・瓦桟木・葺き土・漆喰は経年劣化による剥がれや破れなどが起こるため定期的なメンテナンスは必要になります。
棟瓦を剥がすと下地材が出てきます。葺き土で高さを調整し貫板で通りを出して表面を漆喰で仕上げてあります。一昔前はこの施工が多いですね。この施工が悪いわけではなくメンテナンスをしなかったことが原因としては大きいですね。
漆喰と葺き土と貫板を撤去します。漆喰と葺き土を撤去するとかなりの量のゴミが出ますので撤去するだけでも一苦労ですね。
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2024年9月7日 投稿者：小口
