群馬県前橋市の工場で波形スレート屋根に落下防止ネットを張り既存のボルトを切断しました
群馬県前橋市の工場にて、屋根のカバー工法工事を行いました。
今回の屋根カバー工法は通常の住宅での工事とは少し異なり、工場の屋根という事で既存屋根材にはアスベストで色々と問題になってる波形スレート(小波)が使われておりましたので、これまでとは変わった工法で作業いたしました。
小波・大波問わず、波形スレートは落下する危険性が非常に高い屋根材となっております。
築年数と共に経年劣化はもちろんの事、工場なので高さもありますから落ちたら骨折どころじゃ済みませんし、波形スレートの屋根工事は死亡事故率も非常に高い作業となっておりますので、安全第一で進める必要があります。
そこで、まずは落下防止対策として安全ネットを屋根全面に敷き詰めます。
この落下防止ネットは、波形スレートの屋根工事を行ううえでは欠かせない物となっております。
けっこう良い値段がするのですが、ネット無しでの作業はまず行いません。
ネット張りを終えたら、新しく上に被せる屋根材の固定器具を取り付ける為に、今の屋根を留めている既存のボルトの先端を切断いたします。
弊社ではサンダーを用いる事が多く、全てのボルトの頭を切り飛ばします。
これで、新しく乗せる屋根の為の金具を取り付けられる状態になりました。
次回は、そのサドルという金具を付けながら屋根材本体を葺いていく様子をご紹介いたします。