群馬県前橋市で雹の影響でコロニアル破損。もう廃盤の屋根材?
群馬県前橋市で雹被害の現地調査に伺いました。雨樋が穴だらけになってしまったので、屋根も被害を確認してほしいとのこと。
それでは現地を確認していきましょう!
■被害を受けた屋根はグリシェイドNEO
雨樋の上側から下側まで穴が空いてしまっております。
雨樋の形状的に雹の被害を受けやすかったため、こうなってしまったのでしょう。
こちらは屋根の様子です。
端が欠けているところ、真ん中からヒビが入ってしまっているもの、粉々に割れてしまっているもの。。
枚数で計算したら40枚超ほどが割れてしまっていました。
さて、ここで問題が発生です。
じつはこれらの被害にあった部材は廃盤となってしまっています。
雨樋は「アフロートラインAQ125」、屋根は「グリシェイドNEO」という商材で今では販売が停止しています。
雨樋は形状が変わってしまうため、部分的な修繕ができないので全交換が必要となり、屋根は部分的な修繕ができたとしても屋根材の形状が変わってしまうため、違和感を感じるでしょう。
あとは保険会社さんがどこまで認めてくれるのかが焦点となってきます。あくまでも原状復帰が火災保険の鉄則ですが、廃盤になってしまっている以上どうしようもできないことがあるので、無事保険がおりることを願います。
記事投稿者 篠原 2023/09/01