群馬県前橋市 屋根の葺き替え ルーフィング施工
■ 寄棟屋根におけるルーフィング施工のポイント
使用するルーフィング材
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一般的には改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)が使用されます。
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耐久性・耐熱性に優れており、屋根カバー工法や新築にも対応。
施工手順(下から上へ)
軒先部からスタート
軒先水切りの上にルーフィングを敷設。
重ね幅を確保しながら、平行に貼り上げていく。
谷部分(本谷)
雨水が集中するため、ルーフィングを谷芯に沿って増し貼りして二重防水。
左右の面から織り込むように施工しルーフィング材が三重になるように施工。
隅棟(寄棟の斜め棟部分)
谷と同様、雨仕舞が重要。
屋根頂部(大棟)
両側からのルーフィングを重ねて、大棟の中心で折り返し。
雨の吹き込みを想定して、かぶせ幅をしっかり確保。
重ね代と注意点
横方向(左右)は100mm以上、縦方向(上下)は200mm以上重ねるのが基本。
ルーフィング材はステーブルで野地に固定。
施工中の雨対策にも注意(ルーフィング施工後、速やかに屋根材を施工する)。
■ まとめ
寄棟屋根のルーフィング施工は、谷や隅棟といった雨水の集中する箇所が多いため、重ね代や二重貼り、防水テープの使用などで確実な雨仕舞が必要です。屋根材を長持ちさせるためにも、下葺き材の施工精度は非常に重要です。
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2025年5月31日 投稿者:小口
