群馬県前橋市 モニエルの棟瓦耐震補強 既存下地撤去
群馬県前橋市でセメント瓦モニエルの棟瓦の耐震補強工事に伴い棟の取り直し工事を行いました。今回の工事は既存の棟瓦を外して下地材を撤去し耐震棟金具棟ロックを設置して棟瓦を施工します。高所作業車での工事になりますので物の落下や墜転落に十分注意しながら作業を行います。
今回は棟瓦を外して棟瓦の下地材と漆喰を撤去します。
まずは既存の棟瓦を外します。棟瓦を外すと貫板の上に葺き土(屋根土)が乗っていますね。これは棟瓦がカタつかないようにするために乗せてあります。貫板だけですと接地面が少なく座りが悪いです。
葺き土を撤去すると貫板が天端に通してありますね。これは棟瓦を施工する際に棟瓦の高さを通すための貫板ですね。下地材は葺き土で高さを出して貫板で通りを出して側面の表面を漆喰で仕上げてあります。昔の施工ではよく見る棟瓦の施工の仕方ですね。
しかし葺き土と漆喰が経年の乾湿の繰り返しや風や揺れなどの微震により層間剝離を起こし漆喰が剥がれてしまうケースはかなり多くあります。
昨今では下地兼表面仕上げのなんばんを使用して施工することが主流となっていますね。
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2025年1月21日 投稿者:小口