群馬県前橋市 スレートが落下してきた 雨漏り大丈夫?無料調査
群馬県前橋市にお住いのM様からお問い合わせをいただき無料調査へ伺わさせていただきました。
スレート材は旧松下電工(現:ケイミュー)が製造・販売していたスレート屋根材「レサス」です。「レサス」は1999年から2006年まで流通していました。この屋根材はアスベストを含まないノンアスベスト製品として開発されましたが、製造技術の未熟さから、耐久性に問題があり、ひび割れや欠けが発生しやすいとされています。
特に、築後10年から15年程度で劣化が顕著になり、屋根材が割れて落下する事例も報告されています。例えば、群馬県みどり市では、雹による被害でレサスの屋根材が落下したケースがありました。このような状況は、屋根材の劣化が進行し、外部からの衝撃に耐えられなくなった結果と考えられます。
レサスのような割れやすいスレート屋根材は、塗装によるメンテナンスが推奨されていません。塗装作業中の高圧洗浄や人の重みによって、さらに割れが進行する恐れがあるためです。実際に、塗装後わずか3か月で屋根材が落下した事例も報告されています。
釘が露出してしまっていると雨水が侵入し雨漏りの原因となってしまいます。
このような屋根材の問題に対処するためには、屋根全体のカバー工法や葺き替え工事が必要とされています。カバー工法では、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねることで、耐久性を向上させることができます。葺き替え工事では、既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換します。これらの工事は、屋根の状態や予算に応じて選択されます。
ここまで劣化してしまっているとカバー工法ではなく葺き替え工事をした方がいいですね。
屋根の状態を正確に把握するためには、専門業者による点検・調査を受けることが重要です。浦部住総では無料で点検・調査・お見積りを行っており、屋根材の状態に応じた最適なメンテナンス方法を提案しています。
レサスの屋根材を使用している住宅にお住まいの方は、早めの点検と適切なメンテナンスを検討することをお勧めします。屋根材の劣化を放置すると、雨漏りや建物内部の損傷につながる可能性があるため、早期のメンテナンスが必要となります。
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2025年5月31日 投稿者:小口
