群馬県伊勢崎市で銅板の谷から雨漏りした瓦屋根の雨漏り修繕工事
群馬県伊勢崎市でアパートの瓦屋根の雨漏り修繕工事を行いました。
築33年前後で10世帯の木造物件です。
原因は明らかで、谷の穴空きによるものでした。
銅板の谷なのでよくある事例ですね。
瓦から水が垂れてくる所に等間隔で綺麗に穴が空いちゃってました。
修理方法はそこまで難しくないです。
まずは瓦を捲って・・・って、鳥の巣が凄い(;゚Д゚)
ここまで凄いのはあまり見ないですね・・・
とにかく瓦桟も取って綺麗に掃除します。
ヒナがいなくて良かった。
寄せになってる方だけ合板を張り、ゴムアスで下葺きします。
ちなみに、作業自体は高所作業車を使用してるので、足場は組んでおりません。
この後足場を組んで外壁の塗装なども行うのですが、それまで少し期間が空いてしまうので、先に雨漏りしてる屋根だけ優先してやりました。
新しいガルバリウム鋼板の谷板金と瓦桟木を取り付け、谷にはシーラーを貼ります。
既存にはなかった強力棟金具も棟芯に固定します。
そして最初に捲った瓦を葺き戻し、強力棟金具に野縁を留めます。
そこに、なんばんを詰め表面を綺麗に均します。
そして棟瓦を積み直しビス固定すれば完了となります。
雨漏りを止めるだけでなく、今回手をかけた所は以前より強度も増してますので、しばらく今後の心配も必要ないです。
記事投稿者:大江 2024.11/30