群馬県伊勢崎市で屋根の瓦桟打ち・板金取付・瓦揚げを行いました
群馬県伊勢崎市にて行っている屋根葺き替え工事現場です。
本日は瓦桟木打ちからのご紹介です。
瓦屋根の場合、ルーフィング施工後は墨を出して瓦桟木の工程となります。
使用する瓦によって桟木の固定幅は異なり、今回は栄四郎の和形瓦を使うので235㎜間隔で取り付けます。
木材なのに緑色なのは腐らないように防腐剤が注入されているからです。
瓦桟木には水抜き穴も設計されているので、万が一瓦の下に水が入っても軒先まで水が流れる仕組みになっています。
谷がある場合は本谷板金を施工しますが、板金と瓦の多少の差を埋める為にシーラーというスポンジのような部材を取り付けます。
接着力が凄いので、一度貼り付けると中々取れません。
もちろん、ケラバも軒先も水切り板金は取り付けます。
瓦の場合、軒先やケラバのちょっとした隙間から鳥が入って巣を作ってしまう事が多いので、全通りに面戸を取り付け鳥の入る隙間をなくしています。
今では瓦職人がだいぶ減少傾向にあり、こうした瓦工事が出来る会社も少なくなってきていますので、群馬県内・埼玉県北部あたりで瓦工事をご検討中であれば弊社にお任せください。
瓦桟打ち・各役物板金の取り付けが終わったら荷揚げです。
ひたすら瓦を屋根の上に配置する瓦揚げ作業ですが、これが相当な重労働です。
ただ運ぶだけでなく、このあと瓦を葺きやすいように段取りを考えながら荷揚げしないといけないので、瓦揚げの仕方によって本葺きの進み具合が全然変わってきます。
瓦揚げが終われば、後はひたすらこれを葺いてく作業となりますので、それは次回の現場レポートでご紹介しようと思います。