玉村町で袖瓦の取り直し工事。瓦の修理はお任せください!
群馬県佐波郡玉村町で袖瓦(ケラバ)取り直し工事をさせていただきました。
工事に至るまでの流れはこちらの現場レポートからご覧ください⇒「玉村町で今にも瓦が落ちてしまいそう。原因はいったいなんなのか?」
築15年以上で瓦のお家のお客様はぜひ見ていただきたい現場レポートですので参考にしてみてください。
■袖瓦(ケラバ)取り直し
まずは瓦、下地の撤去を行います。既存の瓦は再利用しますので、仮置きしておきます。
本来であれば、野縁という木下地のみを交換すればよいのですが、野地板まで腐食していたので、補修をしていきます。
貫板をはしらせて、野地を造っていきます。これで下地の準備は完了です。
施工の順序を説明すると、
①ルーフィング張り⇒②野縁取付(袖瓦を留める下地)⇒③捨て水切り取り付け(雨水を軒先まで流す板金)⇒④瓦桟取り付け(平瓦を留める下地)という流れになります。
既存の造りでは③の項目が抜けていました。
平瓦を復旧したら、シーラー材を瓦の端に張り付けていきます。
このシーラーが雨水差し込みを防止する防波堤となります。
あとは袖瓦をパッキン付きのビスで取り直せば、工事は完了です。
同様に他の箇所も施工することで、今回のような被害は起きなくなりますね。
記事投稿者:篠原 2024/07/27