渋川市でタイル目地のコーキング。硬化不良で大変なことに。
群馬県渋川市でコーキングの打ち替え工事をしています。
前回はALC部分のコーキングの打ち替え工事をしたので、タイル目地の打ち替え作業に入ります。これがなかなか大変な作業でした。。
■タイル目地の打ち替え工事
まず既存のコーキングを見てみましょう。
グニャグニャにコーキングが変形しています。なぜ、このような事態になったのか?
撤去すると原因が明確になりました。
それは「硬化不良」です。硬化不良は2液のコーキング材を使用したときに起こる症状で、①材料の攪拌不足や②硬化剤の比率間違いでおこる現象です。一番の原因は攪拌不足ですね。新築は基本的に単価が安いので、15分程度必要な攪拌を5分ぐらいで切り上げ、どんどん工事を進めて、人工を抑えたいから起こったのでしょう。
こちらのコーキングに切れ目をいれたら、水が出てきました。
コーキング内部に雨水が溜まっていたのでしょう。
軒廻り、縦目地・横目地、サッシ廻りを打ち替えたら、タイル目地のコーキング打ち替え工事は完了です。
コーキングがドロドロだったため、撤去に想定上の時間がかかってしまいましたね。
なにはともあれ、無事完了しました!
前回の現場レポート⇒「群馬県渋川市でコーキング工事。ALC目地の打ち替え工事。」
記事投稿者:篠原 2024/9/19
