群馬県桐生市で煙突廻りの雨漏り工事依頼がありましたので、点検・調査に向かいました
群馬県桐生市のお客様より「煙突から雨漏りしているので見てほしい」とご連絡を頂戴いたしまして現場を点検・調査に伺わせていただきました。
既存屋根材はエクセルーフ。セメント瓦の一種で、天然古木の樹皮をイメージして作られた瓦です。
煙突と屋根との取合い（境目）に設置されている、水切りという雨水をスムーズに逃がすための金属板の劣化と、煙突付近のルーフィングという防水シートの劣化による破損が雨漏りの原因でした。
わずか数ミリの穴であっても、雨水はそこから侵入してきます。
煙突に限らず、天窓やドーマー（ヨーロッパ建築によく見られる屋根に小さな空間を設けて取り付ける窓のこと。ハト小屋）など屋根に穴を開ける場合は、水の逃げ道をしっかり作り、雨仕舞い【あまじまい】（雨水が住宅内部に浸入をしないようにすること。）を万全にしなければなりません。屋根の構造や仕上げ材によって、それに合った細やかな仕事が必要不可欠です。
煙突も天窓も、外観のアクセントやデザインの一部、機能的にもとても人気ではありますが、屋根に穴を開けますのでその分雨漏りリスクは高くなりますので注意が必要です。
煙突廻りの瓦を剥がして、ルーフィング・板金加工の施工が雨漏り工事に必要そうですね。改めて、お見積りを作成し、ご説明に伺いたいと思います。
このように雨漏り工事はしっかりと調査・点検することで、解決にすすみます。雨漏り箇所を確認もせずに「こうすれば直りますよ！」と言っている業者には注意が必要です。
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