埼玉県美里町で屋根カバー工法工事前の下葺き作業を行いました。
以前、現場調査へ伺わせていただいた埼玉県美里町のお客様より屋根カバー工法工事のご用命をいただき、早速作業へ取り掛からせていただきました。
まずはじめに既存の棟板金の撤去作業から行います。
こちらは、屋根裏の熱を外へ逃がすための【換気棟】という製品です。
こちらの物件は換気棟が二箇所取り付けられていましたので、今回屋根カバー工法工事を行うにあたり、こちらの換気棟も新しく交換させていただきます。
屋根の開口部分が換気棟が取り付けられていた部分になります。
既存の棟板金を全て撤去し、下葺き材(ルーフィング)を敷いていきます。
下葺き材は日新工業さんのカッパ23を使用しました。
先程の開口部分も万が一雨水が侵入しては大変危険ですので、一度下葺き材で塞がせていただきました。
これで下葺き作業が終了です。
切妻の建物なので、作業もとてもスムーズに進めることが出来ました。
次回は軒先唐草やケラバ水切などの役物を取り付けていき、いよいよ屋根本体を葺き上げる作業になります。
スレート屋根は塗装も可能ですが、先先の事を考えればカバー工法や、葺き替え工事の方がお得かもしれません。
塗装をしても10数年経過したら再塗装が必要になってしまいますので、高耐候のガルバリウム鋼板製の屋根材などで屋根のメンテナンスを行って少しでも建物の寿命を延ばしてあげましょう☺