埼玉県美里町 劣化したスレート材をカバー工事 棟仕上げ
埼玉県美里町で屋根のリフォームカバー工事を行っています。今回の工事は劣化してしまっている既存のスレート瓦コロニアルNEOの上からカバー工法という施工方法でガルバリウム鋼板材ニチハ製横暖ルーフsを施工します。
今回は換気棟と棟板金の下地材を設置し棟板金での棟仕上げです。
まずは換気棟の設置をするのにルーフィング材をカットし開口部を露出させます。これで小屋裏の通気が取れますね。
換気棟を設置することで小屋裏の熱気や湿気を排出し小屋裏環境を快適に保つことでカビや結露から小屋裏を守り木造住宅の高寿命化に貢献します。
施工書通りに換気棟を設置し棟板金の下地材となる貫板を設置します。
貫板は防腐剤が塗布されている木材の貫板を使用して棟芯と棟板金の芯を中心として棟板金の幅に合わせてビスで固定します。
弊社では防腐剤が塗布されている木材の貫板を標準として使用していますが他にもオプションで樹脂製貫板タフモックでの施工も可能です。
棟板金同士の継ぎ目には内コーキングをして棟板金同士を連結させて下地材の貫板にスクリュー釘で固定します。
ケラバと大棟の取り合いは棟板金を巴加工しケラバ水切り板金に咬ませてつかみ込みます。棟板金の芯が真っすぐ通ってきれいに納まっていますね。
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2025年2月14日 投稿者:小口
