埼玉県深谷市で棟瓦を「乾式工法」で取り直しました!
埼玉県深谷市で棟の取り直し工事をさせていただきました。。
瓦屋根のお家で「棟瓦」を取り直ししていきます。今回は一般的な漆喰を使う取り直しではなく、乾式面戸シートを使用した「乾式工法」で施工していきます。
■乾式面戸シートをつかった棟瓦の取り直し工事
まずは既存の棟瓦を解体していきます。
湿式工法で施工してありますね。乾式工法で施工することで、屋根への荷重を抑えることができます!
強力棟という金具を取り付けていきます。この金具が棟木を支えることで、地震から棟を守ってくれます!
今回は木下地ではなく、樹脂下地(タフモック)で施工します。木に比べ、耐久性が高いので、メンテナンス頻度を少なくすることができます。
乾式面戸シートを貼り付けていきます。ロール状になっているので、瓦職人でなくても施工ができるようになっています。(職人として知識は最低限必要です。)
棟を固定するビスはパッキン付きのステンビスを使用しています。むかしのお家は釘留めしてあることが多いので、釘頭が浮いてしまうということが非常に多かったです。ジョイント部分にはシーリングをすることで、ラバーロック工法を施します。
これで屋根も軽くなり、耐久性も向上しました!
皆さまも、棟瓦のメンテナンスをするさいは「乾式工法」を検討してみてはいかがでしょうか?
記事投稿者:篠原 2024/10/8