埼玉県本庄市 雨垂れしている雨どいの交換工事 受け金具設置
埼玉県本庄市で雨樋の交換工事を行っています。今回の工事は割れて雨垂れしてしまっている樹脂製雨どいデンカ製DL-55からパナソニック製PC-50へと交換します。
今回は軒樋と竪樋の受け金具の設置です。受け金具とは軒樋や竪樋を固定するための金具です。
今回施工するパナソニック製シビルスケアPC-50の受け金具を設置します。受け金具はポリカーボネート製の純正品を使用します。受け金具は15mm出固定の製品を選定しました。
屋根材が瓦の場合ですと屋根材の出寸法が出ていますので出寸法を調整できるスライド金具を使用して軒樋に雨水が落ちる位置に合わせて施工をします。
破風板の塗料剥がれ部には疑似色の塗料ででタッチアップをしました。
受け金具の設置は集水器に向かって勾配を取るのが基本ですね。今回は2/1000mmで勾配を取りました。集水器までの軒のm数が短ければ1/1000mm程度で問題ありません。
勾配を取りすぎると見た目がへの字になりクレームをいただくこともありますが勾配を取らなすぎると雨樋に雨水が溜まった状態になってしまい砂や泥が溜まりドレンの詰まりやオーバーフローの原因となってしまいます。
見た目がへの字になりすぎずかつ軒樋に雨水が溜まらない程度の勾配を取ることが大事ですね。
竪樋の受け金具は打ち込み金具で既存の竪金具の出寸法と同様に設置します。既存の打ち込み金具より足が長い製品を使用すると躯体に深く固定されますね。
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2025年2月26日 投稿者:小口
