埼玉県本庄市 屋根葺き替え工事 野地の増し張り
埼玉県本庄市で屋根の葺き替えリフォーム工事を。今回の工事は既存の屋根材J形瓦を撤去し野地を増し張りしてガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsへと葺き替えます。
今回は野地の増し張りです。
まずは軒先の野地の出を決めます。既存のJ形瓦と同様の野地出だと唐草水キロ板金を設置したときに雨樋まで届きません。J形瓦は軒先から60mm出して施工されていてそれに合わせて雨樋が設置されていますので唐草水切り板金の尾垂が雨樋に入るように野地を既存の野地から40mm前に出して垂木躯体に仮止めします。
軒先の野地の出を揃えて野地を増し張りします。野地は端部を垂木躯体に仮止めしてある状態で最後に墨を出して本締めします。
ケラバ部も出寸法を決めて野地を寸法でカットし増し張りします。
軒先から大棟まで垂木躯体の位置を墨出しして野地を本締めします。垂木躯体に釘留めすることで不陸が付きにくくなり強度も取れますね。
野地の本締めができたらルーフィング材による下葺き施工です。ルーフィング材とは屋根用の防水シートで一次防水の役目をしています。ルーフィング材が劣化による破れなどを起こさない限り雨漏れの心配はありません。今回使用しているルーフィング材は改質アスファルトルーフィング材です。改質アスファルトルーフィングとはアスファルトにゴムや樹脂などの改質剤を添加して性能を向上させた製品です。
弊社では改質アスファルトルーフィング材を標準で施工していますが不織布材、高分子材、粘着材などでの下葺きも可能です。
大棟は両側の面から300mm以上またがして大棟のルーフィング材がが3重になるように増し張りをします。
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2025年1月17日 投稿者:小口
