前橋市で屋根の漆喰が剥がれている。メンテナンス方法は?
群馬県前橋市で屋根からセメントみたいなのが落ちてくると連絡がありました。
瓦屋根らしいので、おそらく漆喰が剥がれてしまっているのでしょう。
その場合のメンテナンスにはどのような方法があるのか?確認していきましょう!
■漆喰のメンテナンス方法
屋根は7寸勾配のS型瓦の屋根でした。
これだけ勾配があると、屋根に足場がないと作業が難しいですね。。
上から見ると、屋根の傾斜が分かりやすいですね。
ちょうど棟の部分の漆喰が剥がれて落ちているのが見えます。
表面の漆喰(セメント)が剥がれ、中の葺き土が見えてしまっている状態です。
この場合、どのようなメンテナンスが必要となるのか?
いちばん確実なのは、「棟の取り直し工事」となります。棟芯となる棟木の交換から漆喰の施工までが工事内容ですね。昔は泥の上に漆喰を塗っていました。なので、実際には漆喰の厚みは1㎝程度しかありません。今では全て漆喰で塗り固めるので、耐久性が段違いとなりますね。
他には「漆喰の詰め直し工事」があります。既存の漆喰を剥がして、塗り直す工事となります。先程述べたように、葺き土の上に漆喰を塗るので、また剥がれてしまう可能はおおいにあります。ただ、改修工事のさいは厚みを持たせるので、多少の耐久性の向上は望めますね!
記事投稿者:篠原 2024/11/13
