群馬県太田市 勾配違い屋根のメンテナンス 横暖ルーフs②
群馬県太田市で屋根のメンテナンス工事を行っています。今回の工事は経年により劣化してしまっているスレート瓦ニチハ製パミールの上からカバー工法という施工方法でガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsを施工します。
今回は引き続きガルバリウム鋼板材ニチハ製横暖ルーフsの本体葺きです。
雪止め金具は2.3段目に先付用の製品を使用し千鳥配置455mm間隔での設置を行いました。
隅棟部は隅棟の棟芯に合わせて斜めにカットします。カットした角は縦にカットし肩落としをして降雨時に横暖ルーフsの下端を伝った雨水が隅棟部に侵入しにくいようにします。
急勾配部分を谷部を越すまで葺き上がり本谷板金を設置します。
本谷板金にチョークラインで基準線を出して基準線に沿って横暖ルーフsを加工しながら葺き上がります。
勾配違いになっているので谷部分の角度が変わりますので加工するのも一苦労ですね。
壁部分は雨押え板金などで雨仕舞をします。出隅部分は妻側の壁に設置されている改修用の雨押え兼用捨て水切り板金とすり合わせをしてつかみ込んで雨仕舞よく納めます。
ケラバ部分は雨押え板金を加工しケラバ水切り板金に咬ませてつかみ込みます。雨押え板金や雨押え兼用捨て水切り板金の天端には塗装工事ができるように変性のシーリング材で防水処理をします。
横暖ルーフs葺き始めの様子はこちら
塗装のお問い合わせはこちら
2025年2月10日 投稿者:小口
