群馬県前橋市 スレート屋根の葺き替え工事 既存スレート材の撤去
スレート屋根の葺き替え工事:既存スレート材の撤去工程とは?
スレート屋根の葺き替え工事では、まず最初に行う大切な工程が「既存スレート材の撤去」です。この作業は、新しい屋根材をしっかりと施工するための土台作りとなります。
なぜ撤去が必要なのか?
既存のスレート材は、長年の風雨や紫外線によって劣化しています。ヒビや割れ、反りなどの症状が見られることが多く、これらをそのままにしておくと、新しく施工する屋根材の耐久性にも影響が出てしまいます。そのため、古いスレート材を一度すべて撤去し、屋根下地の状態を確認・補修した上で新しい屋根材を施工する必要があります。
撤去作業の流れ
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足場の設置と安全対策
まずは作業の安全確保のために足場を設置します。飛散防止シートで周囲への配慮も行います。 -
スレート材の撤去
一枚一枚手作業でスレートを剥がしていきます。石綿(アスベスト)が含まれている古いスレート材の場合は、専門業者による適切な処理が必要です。 -
下地(野地板)の確認と補修
スレートを剥がすと見えてくるのが、下葺き材や屋根の構造材である「野地板(のじいた)」です。傷んでいる部分は張り替え、しっかりとした土台にします。
注意点:アスベストの有無
2004年以前に施工されたスレート材には、アスベストが含まれているケースがあります。その場合、撤去作業には専門の資格と処分ルールが定められており、費用も高くなる傾向があります。必ず事前の調査を行い、適切な対応をすることが重要です。
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2025年5月24日 投稿者:小口
