埼玉県美里町 屋根の葺き替え工事 唐草水切り板金設置
ケラバと軒先に唐草水切り板金の設置作業を行いました
今回は、屋根のケラバ部分と軒先に唐草水切り板金の設置作業を実施しました。唐草水切り板金は、屋根から流れる雨水を適切に排水し、屋根材や下地に水が回り込むのを防ぐ非常に重要な部材です。特に、軒先やケラバといった屋根の端部は風雨の影響を受けやすく、しっかりとした防水処理が必要不可欠です。
作業の流れとしては、まず既存の屋根下地の状態を確認し、必要があれば清掃や補修を行ったうえで、唐草水切り板金を取り付ける準備をしました。軒先部分には、屋根の勾配に沿って唐草板金を加工し、端部をしっかりと折り曲げて美しく納まるよう調整。
ステンレス製の釘やビスで確実に固定し、防風対策と防水性能を確保しました。
次にケラバ部分にも同様の作業を行いました。ケラバは屋根の側面にあたり、横殴りの雨や強風の影響を直接受ける場所です。そのため、唐草水切り板金の取り付け位置や重ね幅、固定箇所を一つひとつ丁寧に確認しながら作業を進めました。
今回使用した唐草水切り板金は耐久性に優れたガルバリウム鋼板製で、長期間の使用にも安心できる素材です。施工後は雨水の流れもスムーズに整い、屋根全体の防水性能が格段に向上しました。
屋根の端部は普段あまり目立たない部分ですが、そこにしっかりと手をかけることで、建物全体の寿命を延ばすことができます。今後も丁寧な施工を心がけ、お客様の大切な住まいを守るサポートをしてまいります。
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2025年6月19日 投稿者：小口
