埼玉県深谷市 耐震補強金具設置・棟取り直し 棟取り直し
埼玉県深谷市で屋根の補強工事を行っています。今回の工事は既存の棟下地を撤去し耐震金具を設置し棟を取り直す工事です。
今回は耐震金具の設置と棟の取り直しです。
まずは耐震金具を設置します。耐震金具の設置は910mm間隔でビスで固定します。耐震金具は上下で部材が分かれていて上の部材をはめ込める形になっているのですがはめ込みが水上側、水下側と互い違いになるように設置します。全て水下方向に設置すると落下してしまいますし全て水上方向に設置すると揺れにより緩んでしまい耐震金具の意味がなくなってしまいます。互い違いに設置することで揺れても金具が緩まなくなるので強度が取れますね。
棟瓦の下地に野縁を耐震金具にはめ込みビスで固定します。野縁で棟瓦の通りを出すので真っすぐに設置します。
なんばんを瓦と下地の間に詰めて表面をならして仕上げます。波型の瓦なのでかなりの量のなんばんを使いますね。ケチって少量のなんばんで仕上げてしまうと表面が割れてしまったり割れて落ちてしまったりするのでふんだんに詰め込みます。
棟瓦を戻します。棟瓦はパッキン付きのビスで野縁に効かせて固定します。野縁をしっかり通しているので棟瓦の通りもいいですね。
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2024年8月19日 投稿者:小口