埼玉県深谷市 耐震補強金具設置・棟取り直し 下地撤去
埼玉県深谷市で屋根の補強工事です。M型瓦の棟瓦の下地に耐震補強金具を設置しそれに伴い棟瓦の取り直し工事を行いました。
今回は既存の下地材の撤去です。
棟瓦を留めている釘を抜き棟瓦を外すと既存の下地が出てきます。屋根土で高さ調整をして貫板で通りを出して漆喰で表面を仕上げるのが昔ながらの施工方法です。しかしこの施工方法ですと地震や台風での強風などの揺れに弱いので近年ではこの施工方法での棟取りはしませんね。新築現場では和瓦で棟を積むとき以外は耐震金具を設置するのが当たり前になっています。時代の流れですね。
既存の下地材を撤去します。M型瓦で谷が深いのでかなりの量のごみが出ますね。M型瓦やS型瓦のような波のようになっている瓦では瓦の盛り上がっている部分を山、沈んでいる部分を谷と呼びます。高低差があるため通りを出すのに屋根土を多く使用するので山型の瓦の下地撤去はごみの量が多くなってしまうのですね。
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2024年8月19日 投稿者：小口
