埼玉県上里町 音鳴りの棟板金の交換 下地材設置・棟板金仕上げ
埼玉県上里町で棟板金の下地材の交換に伴い棟板金の交換工事です。今回の工事は下地材の経年劣化により釘が外れてしまい強風時に音鳴りしてしまう棟板金と経年劣化してしまっている下地材を交換します。
高所作業車での工事となるので物の落下や墜転落などの物損・人身事故に十分注意しながら作業を行います。
まずは棟板金の下地材に貫板を設置します。貫板は防腐剤が塗布されている木材の貫板を使用し棟芯と棟板金の芯を中心として棟板金の幅に合わせてビスで固定します。ビスで固定する際に直打ちをするとスレート材が割れてしまう恐れがあるのでドリルでスレート材に下穴を開けて65mmのビスで固定します。
弊社では防腐剤が塗布されている木材の貫板を標準として使用していますが他にもオプションで樹脂製貫板タフモックでの施工も可能です。タフモックとはポリスチレンにゴムを添加したハイインパクトポリスチレンを主材とした製品で水や水分に強く木材と比べて経年による腐食が起こりにくい製品です。材料費が高価なのがデメリットですね。
雨水の侵入と貫板の保護のためにシーリング処理を行います。
棟板金は水下から設置をします。先端の出隅部は軒先に合わせて剣先加工をして納めます。
棟板金同士の継ぎ目には内コーキングをして棟板金同士を連結させて下地材の貫板にスクリュー釘で固定します。
棟がぶつかる部分は棟板金を加工して納めます。棟板金の芯がぶつかっていてきれいに納まっていますね。
棟板金を固定しているスクリュー釘の釘頭にはオプションで釘の緩み防止でシーリング処理を行いました。
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2025年2月13日 投稿者:小口
