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ケラバ瓦の下地材が劣化してしまいケラバ瓦が落ちてしまっています。
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下地からやり直しました。通りも真っ直ぐ通っていますね。
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群馬県吉岡町でケラバ瓦の取り直し・雨樋(這樋)交換工事を行いましたのでご紹介します。
こちらは現地調査の時の写真です。ケラバ瓦が落ちてしまっています。これは雨水がなんらかの原因で瓦内に浸水し、下地材が劣化し、ケラバ瓦の重みで落ちてしまったものと思われます。
ケラバ瓦が落ちてしまい、下屋の平瓦と這樋が割れてしまっていました。
この瓦はエクセルーフと言って今では廃盤になってしまっているセメント瓦です。這樋に使用されている竪樋はPC-30というパナソニック製の製品です。こちらは既製品であります。ケラバ瓦交換、平瓦差し替え、這樋交換でのお見積りを作成させていただき、工事をご依頼をいただきました。
まずはケラバ瓦を撤去し、ケラバ周辺の平瓦を剥がします。ケラバ瓦の下地材の劣化がはげしいですね。
ケラバが落下してしまっていた付近の下葺き材と野地板の劣化も見受けられましたので、下葺き材と野地板を剥がし、新しく野地を張りました。
ルーフィングを下葺きをしてケラバ瓦の下地にケラバ捨て水切を取り付けし、瓦の足で桟木を固定します。桟木の固定は垂木位置を出し垂木に釘留めしました。
剥がした瓦を葺き戻します。ケラバ捨て水切を設置したのでケラバ下地が雨水で濡れないため、劣化もしにくくなります。
さらにシーラーを貼り付けることで雨水がなるべくケラバ内に廻らないように施工します。
ケラバ瓦を取り付けし、ケラバ取り直し工事は完了です。通りも真っ直ぐ通っていますね。
割れてしまっていた下屋の平瓦の交換です。幸いにも問屋さんの方で在庫があったため同じ製品を使用する事ができました。
こちらは這樋の交換工事です。切り口に継ぎ手を取り付けし寸法で竪樋を取り付けします。製品同士が密着する面に雨樋用接着剤を塗り、しっかりはめます。
落とし口はエルボという製品に竪樋を取り付け、しっかり接着剤を塗りはめます。這樋が風などで動いてしまわないように軒樋と竪樋をビスで固定します。これですべての工事が完了です。
工事のきっかけ
ケラバ瓦が落ちてしまいそうということでお問い合わせをいただきました。