-
塗装が出来ず、どのような工事が適正なのか分かりませんでした。
-
色々と細かく丁寧に提案してもらい分かり易かったです。
Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv/urabejyuusou.co.jp/public_html/wp-content/themes/urabejyuusou/single-example.php on line 112
高崎市でスレート屋根にカバー工法を用いて金属屋根であるガルバリウム鋼板を重ね張りする現場です。築33年経ち、塗装がもう出来ないの分かっていたらしいのですが、どういった工事が適正なのか分からず丁寧に色々と提案し相談した結果、任せてもらう事になりました。まず安全確保と作業性を上げる為に仮設足場を組み必要な道具、材料を荷揚げし段取りしておきます。一々、足場を上って~下りて~なんてしてたら日が暮れてしまいます。次に軒先水切りか、ルーフィングを張るんですがどちらが先でも構いません。今回は軒先水切りを先に取り付けました。雨水が建物内部に入り込まないようにする為に軒先に付ける水切り板金の事を軒先水切りと言います。鉄や銅、アルミやステンレスの素材があります。
次に防水シート(ルーフィング)を張っていきます。この作業を専門用語で下葺きと言います。横200㎜、縦150㎜以上の重ね幅をとり、カバー工法なのでそのまま張るのではなく、細かく切った板金などを支(か)いものにし、その上から留めていきます。防水シートが張り終わったらケラバ水切りを取り付け、棟板金の下地作業に移ります。棟芯を出しそれを基準に木下地を固定します。平場を葺いてきた時に最後ガルバリウム鋼板を立ち上げ、棟板金を上から重ねる事で水が内側に回り込まないようになります。屋根の形状は切妻なんですが、段違いなので壁際の取り合い部分は雨押えを付けます。
ここまで来たら後は早いものです。軒先から葺き始め、二段目から雪止め金具を取り付けます。屋根材がブラックなので雪止め金具もブラックで統一しています。雪止め金具は軒出より外側へ付けないようにします。軒出とは壁より外側へ向かって出てる軒天井の部分の事を言います。あまりにも大雪が降り、凄い負荷がかかると躯体を中心に軒出ごと折れてしまう危険性があります。それに真っ直ぐ取り付けるより、千鳥にする事で多少、力が分散されるので雪止め金具は軒出より内側、そして千鳥で取り付ける事をオススメします。その後は平場をひたすら張っていきます。ガルバリウム鋼板は非常に軽く耐久性に優れているので、昔の金属屋根で言うとトタンなどが良く使われていましたが、今ではほとんどがガルバリウム鋼板へと変わってきています。
下屋の無い、このぐらいの面積であれば、ルーフィング以降の施工はプロの手にかかれば一人でも2~3日で終わってしまいます。下から上へ張っていき、最初に打っておいた棟板金の下地に向かって葺いていきます。ドンつきになってら木に対してガルバリウム鋼板を立ち上げ、棟板金に包まれるような状態にしておきます。そこへ棟板金を被せ立ち上げておいた部分ごと留める事で雨水が中側に絶対入り込まないようになります。施工はこれで終わりなので足場をばらして完工になります。当社はプロの屋根やとして業界、最速、最安値を目指していますが、まずはお客様に満足していただく事です。綺麗になり安心して暮らしてもらえるようになって良かったです。
工事のきっかけ
塗装がもう出来ないのは分かっていたのですが、どういう工事が適正なのか分からず、丁寧に色々と提案してくれたのでお任せしました。